被災地の子どもたちに笑顔を

あそびプラスOne

たのはた児童館(田野畑村)

子ども向けサイエンスショーと英語の読み聞かせ
いわてリリーフエフォート

開催日時 平成25年07月29日(月)
開催場所 たのはた児童館(遊戯室)
参加人数 子ども 94人  大人 48人  スタッフ・協力 7人

高橋ちあきさんによる身近な英語を使った歌やゲームでした。日常使われている会話を通して子ども達と歌やゲームで楽しく交流し、次に絵本の読み聞かせがありました。

そのあとは、松延先生によるサイエンスショーです。液体を使い色の変化・熱を加えての空気圧実験・スノードーム作りがありました。3歳から9歳までの子ども達が参加し、透明の液体が赤く変化すると「おお~!!」と歓声をあげていました。大きな入れ物がへこんだり、アルミ缶に少量の水を入れて熱して水につけると「ボン!」の音とともにへこんでしまうのに驚いていました。スノードーム作りでは父母や保育士に手伝ってもらいながら、完成させ大喜びでした。

色の変化が何故起こるのか園児には興味深々で身を乗り出してみていました。
アルミ缶の実験には女の子が積極的に手をあげて体験していました。スノードーム作りでは、朝、自分たちで選んだ瓶に液体を入れて瓶にスポイトで絵具を落とすとたくさんのあわ粒が広がり「わぁ~」と感激していました。小学生もたくさん参加してくれました。

子ども向けサイエンスショーと英語の読み聞かせの様子 子ども向けサイエンスショーと英語の読み聞かせの様子 子ども向けサイエンスショーと英語の読み聞かせの様子

子どもたちや利用者の声

・楽しかった。面白かった。との声がたくさん聞かれました。
・お父さんや中学生のお兄さんにも実験に参加してもらったので子ども達もより身近に感じたようです。
・保護者も、一緒にスノードームを作ったりビデオに撮ったりと興味を持っていました。
・松延先生の風貌が科学者みたい!と話していました。

児童館の担当者の感想

松延先生がとても解りやすくお話をして下さり、子ども達を引き付けて下さったように思います。
科学の不思議さを小さい頃から体験することで、「なぜだろう?」「どんな材料・体を使うのだろう?」など小さな「気づき」につながってくれたらと良いと思います。身近なペットボトル・空き缶・瓶で実験ができるので、小学生も楽しい経験だったと思います。ありがとうございました。

児童館の担当者の感想

小さな村の小さな児童館をお尋ね頂いた松延先生をはじめ黙々と水や液体の準備をして下さったボランティアのお二人、高橋様に感謝申し上げます。
子ども達が目を輝かせ、身をのり出し、手を上げてやってみたいと前に出てくれただけでも、大成功だったと思います。
スノードームを自分で作った喜びを他のお友だちに見せたくて、手に持って帰りたいと主張していました。復興の進みがゆっくりで仮設住宅から出れない生活が続いている子ども達(田野畑村)に優しい手を差し伸べて下さった日産プレジデント基金様に感謝の気持ちでいっぱいです。
子ども達の笑顔と元気が私達、職員の励み、宝物です。

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