被災地の子どもたちに笑顔を

あそびプラスOne

花巻学童クラブ(花巻市)

国際交流・他文化理解プログラム
特定非営利活動法人NICE(日本国際ワークキャンプセンター)

開催日時 平成26年01月17日(金) 13時 〜 16時
開催場所 花巻市文化会館和室・中ホール・ぎんどろ公園・花巻学童クラブ
参加人数 子ども 66人  大人 3人  スタッフ・協力 15人

13時 和室にて子どもたちが盆略点前でお茶を点てて、日本の伝統文化を見ていただきました。床には白玉椿、お菓子は未開紅。正に日本の正月の風情です。子どもたちは緊張しておりましたが、にこやかにお点前をし、二服召し上がっていただきました。
13時30分 場所を中ホールに移動。全員で郷土の誇りの宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」の群読と歌を御披露しました。
13時45分 スタッフの皆さんの自己紹介の後、韓国のシンさん、台湾のザックさん、フランスのエイリアスさんに 其々の国の挨拶とゲームを教えていただきました。
 子どもたちは、夢中になってゲームに取り組んでいました。負けた悔しさから泣き出した子がいたくらいでした。
15時 終了予定時刻でしたので、クラブから記念品をプレゼントし、さよならのハイタッチまでしましたが、別れがたく、会館前のぎんどろ公園でそり滑りに興じました。ここでも輝く笑顔がいっぱいでした。
15時30分 子どもたちは自分たちのクラブにぜひ来てほしいと皆さんをお連れし、一輪車のパフォーマンスを見てもらったり、トランプをしたり、全身で喜びを表していました。
16時 いよいよお別れ。担当の方が「車来ました」と声をかけても、なかなか立ち上がらず、みんながとても名残惜しそうでした。

国際交流・他文化理解プログラムの様子 国際交流・他文化理解プログラムの様子 国際交流・他文化理解プログラムの様子

子どもたちや利用者の声

・外国の人と仲良くなれて嬉しかったです。
・外国の遊びを教えてもらって、楽しかったです。
・一緒にトランプ「ばばぬき」をして面白かったです。
・そり遊びが楽しかったです。
・一輪車のりを見てもらいました。嬉しかったです。
・もっと遊びたいと思いました。
・お点前の時、緊張してふるえたけど、お代わりをしてくれたのでよかったと思いました。
・とてもよい交流だと思いました。

児童館の担当者の感想

 「静から動へ」と変化のある提案を受け入れていただき、感謝しています。お陰様で一方的な交流ではなく、一緒に交流内容を作り上げることが出来ました。
 花巻市の市民憲章に「世界への眼を開きます」という項目がありますが、岩手の地ではその機会が少ないのが現実です。今回、子どもたちに貴重な素晴らしい体験をプレゼントしていただきました。ありがとうございました。
 子どもたちは、翌日も台湾の「じゃんけんゲーム」で遊んでいました。笑顔いっぱいで輝いた子どもたちでした。よほど楽しかったのだと思いました。

児童館の担当者の感想

素晴らしい事業です。ぜひ継続していただきたいです。

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