被災地の子どもたちに笑顔を

おでかけプログラム

いのち・むすびば~放射能からいのちを守る山梨ネットワーク

行くじゃん遊ぶじゃん保養キャンプ

実施期間 03月29日(金) 〜 04月03日(水)
参加者数 合計24人(内子どもの人数 17人)
主な行先 山梨県白州町横手
協力者 いのち・むすびばのメンバー

【実施日程】 【内容】
3月29日    歓迎・もちつき
3月30日    ピクニック
4月1日     ロケットストーブ作り、火おこしとカレー作り
4月2日     むすびば運動会
4月3日     また会おうねの会


天候に恵まれたこともあり、子供たちが1日中外で遊ぶ環境を整えられました。子供たちが自発的に遊びを見つけ、友達の輪に入って生き生きと過ごしていました。母親たちがその姿を見て安堵していました。親同士が掃除や家事を一緒にしながら放射能への不安などをシェアしていました。


多くの参加者さんから、また企画してほしいとの要望があがっているので、必ず今後も継続していきたいと思います。できれば、山梨の自然の中の里山に、通年利用してもらえるような保養所を作りたいと思います。

子どもたちの声

みんなで寝るからお母さんがいなくても寂しくなかった。ご飯がおいしかった。おたまじゃくしがいた。楽しかった。また遊びに来たい。

その他参加者の声

毎日笑顔あふれる時間をすごすことが出来て幸せでした。被災地に帰ってからまたがんばる力が沸いて来ました。福島ナンバーの車は石を投げられるとか子供が苛められるとか聞いておびえていたけれど、実際に非難して来ても友達がいて楽しそうに暮らしている人がいるんだということを知って、とても参考になった。

期間中の子どもたちの様子

朝日が昇ると起きだしてきて、もさもさと朝食をとると、早速外へ駆け出していって一日中田んぼの周りをうろうろしていました。お昼にはとてもお腹がすいているので大変です。ご飯をいくら炊いてもすぐになくなってしまいます。おやつのときも同様ですが、皆に行き渡るように分け合う姿も見られました。夕方には近くの温泉に行きました。子供も大人も皆裸になってお風呂タイムです。仲良くなります。夕飯はさらにおなかを空かしているのですべてあっという間になくなります。その後力尽きるまで遊びきって、眠くなると一人ひとりお布団にもぐりこんでいました。

担当者の感想

スタッフの子供を合わせると多いときで40人くらいの子供がいることがありましたが、キャンプ期間中1度も争いごとが起きなかったのが不思議でした。トイレが1つしかなかったり水が止まったりする環境の中で譲り合ったり我慢したりということも自然と出来ました。
大自然の中の農場という開放的な環境に加えて、日ごろの不安やストレスから解放された人々の明るい笑いのなかに毎日を過ごすことが出来たことがとってもよかったのだと思います。

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