被災地の子どもたちに笑顔を

おでかけプログラム

えんじょいんと香美

高知・のびのび青空キャンプin香美

実施期間 07月23日(火) 〜 10月30日(水)
参加者数 合計24人(内子どもの人数 14人)
主な行先 高知県香美市
協力者 香美市社会福祉協議会、JA土佐香美、香長ダイハツ、肉処でべそ、 民生児童委員協議会、ヘルスメイト、婦人会、商工会、高知県 他

【実施日程】  【内容】
7月23日(火) 参加者到着 オリエンテーション
7月24日(水) 虫捕り 川遊び ミニコンサート
7月25日(木) BBQ 川遊び
7月26日(金) アンパンマンミュージアム訪問 流しそうめん 川遊び 花
        火
7月27日(土) BBQ 川遊び 花火
7月28日(日) カレー作り 川遊び
7月29日(月) 高知市内観光 買い物
7月30日(火) 参加者出発


子どもたちのたくさんの笑顔に出会えました。自然の中でのびのびと外遊びを楽しんでもらい、地元食材を使った郷土料理で喜んでいただきました。また福島や関東の暮らしぶりを知る機会ともなりました。原発事故から2年半が経過し福島県内でさえ、放射能に対する不安を打ち明けられず、孤独感を抱えた母親たちから「独りじゃないよ。私たちも共にあるよと手を差しのべてもらえたことがどれだけ支えになるか」との声もありました。子供の保養の為だけでなく母親のリフレッシュにもつながったと思います。


参加者から「どうかどうか子供たちの健やかな成長のために保養キャンプを継続して下さい」「どうか助けて下さい」という切実な願いを聴き、来夏以降も当地にて保養キャンプを継続したいと思いました。

高知・のびのび青空キャンプin香美の様子 高知・のびのび青空キャンプin香美の様子 高知・のびのび青空キャンプin香美の様子

子どもたちの声

・川遊びと花火が楽しかった。
・ピザつくり、BBQ、おにごっこ 毎日がたくさんの「楽しい」
・また来年も来たいです。
・自然の中で一日中楽しかったです。
・帰りたくないです。
・いろんなことに挑戦できてよかったです

その他参加者の声

・日に日に日焼けしていく娘達を見て、本当に来てよかったと心底思いました。
・一緒に子どもたちを守ってもらっているようです。
・夢のような一週間でした。
・参加者やスタッフの皆さんと家族のように語り合ううちに、子どもの為だけじゃなく、
 私自身の為にも参加してよかったと思いました。
・最終日「帰りたくない」と言い出しまして、親としてこれほど嬉しいことはありません。

期間中の子どもたちの様子

制限無く元気に外遊びをし、全身で喜怒哀楽を表し、高知の食材を好きなだけ頬張る。一週間、子ども本来の姿を見れた気がします。慣れない宿泊施設でも保護者同伴でしたので、不安が少なく、馴染むのも早かったようです。今後子どもたちが成長しても、高知の夏休みを覚えてくれていたら嬉しいです。

担当者の感想

「空気・水・食べ物に気を遣わず思いっきり息が吸えて、幸せでした」との声に、当たり前の幸せがどんなに大切なものか、考えさせられました。これらを奪うことになった福島原発事故。参加してくださった方一人ひとりに想いを馳せ、息の長い支援が必要なのだと感じました。また、今回関東からの応募者数が福島からの応募者数を上回ったのは私どもの予想外でした。親御さんの不安や保養ニーズは広域であると感じました。担当:島津

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