被災地の子どもたちに笑顔を

日産スマイルサポート基金

特定非営利活動法人ココネット・マム

子どもが主体「げんKIDSクラブ Part2」
活動地域福島県郡山市

特定非営利活動法人ココネット・マム

目的

子どもたちが本当にやってみたいことを企画から体験まで仲間と一緒に取り組むことで成功や失敗を繰り返しながらコミュニケーション力を高める。形にしていく体験の中で発想力、企画力、まとめる力を身につけ自己肯定感も高める。コロナ禍であっても工夫することで楽しい時間を作ることができることを知る。震災から10年が過ぎたが、自分たちが住む地域に起こった、東日本大震災、原発事故について知り、考える機会を子どもたちに提供し学んでもらう。

実施概要

コロナ禍となり間もなく2年となる。活動が制約されることで子どもたちのモチベーションが下がってきている。まだまだこの状況が続くと考えられるので、広く・数多くの体験をするという従来のやり方から、これまでの様々な体験の中から(または新しいことでも)より関心のあることに集中的に取り組めるクラブ活動のような形へと発展させ、子どもたちのモチベーションをあげ、新たに挑戦する機会を提供したい。新たに加わる児童のために、これまでの「子どもが主体げんKIDSクラブ」も並行して行うが、これまで取り組んできた子どもたちが中心となって進めていけるようにしたい。加えて今年度は東日本大震災や原発事故のことを子ども達が考える機会を活動の中に取り入れていく。

代表者
首藤 亜希子(代表理事)
所在地
福島県郡山市
HP
http://www.coconetmamu.net/

活動してみて

ハンドベルクラブ、手芸クラブ、生き物育てるクラブ、カメラ教室など子どもたちがやってみたいことを実現するようにし、延べ45回・559名が参加しました。子どもたちからは「何回もやっているうちにできるようになってうれしい」という声や、保護者からは「子どもが家で(クッキーを)作ってくれました。できることに驚きました」という声が聞かれました。2022年は東日本大震災のことをについて学ぶ機会を設けたところ、延べ62名が参加し「壊れた学校にびっくりした」という参加者の声や、保護者からは「家で初めて子どもに震災のことを話しました」という感想がよせられました。
子どもたちの入れ替わりなどはあるが、高学年が中心となりチームの意見をすり合わせたり、まとめたりする光景もみられました。

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