東日本大震災原発事故による影響の一つに、放射能への対策としての長期に渡る屋外活動への強い制限がある。それによって子供たちは成長期の体力の低下を引き起こした。その反省も踏まえ冒険心を刺激し興味を喚起することで、新型コロナウィルスの影響により活動や運動が制限され活力が低下している子供達の感性を高め、意欲を引き出すことを目的とする。
①昭和期に作られ現在は未整備状態の遊歩道をトレッキングコースとして整備に着手していることから、子供たちの健康増進・自然と親しみ遊びを学ぶことを目的に年2回トレイルツアーを開催する。
②県立勿来の関自然公園内の旧国民宿舎を当会ではいわき市より借り受けて「交流スペース勿来(なっくる)」として運営している。その敷地内に自然体験活動の場として「こもれびの森」に遊具や遊び場を制作する。
整備したトレッキングコースを700名以上の方に歩いてもらうことが出来た。 こもれびの森制作は、児童延べ186名が参加し、子どもたちが主体となって話し合いから関わり、遊具の設計や材料の積算にも取り組んだ。力を合わせて作り上げることにより、子どもたちが愛着を持てるこもれびの森制作ができた。次年度も引き続き、子どもたち主体でこもれびの森の整備をしていきたい。