目的

東日本大震災後原発事故による影響の一つに、放射能への対策として長期に渡る屋外活動への強い制限がある。それによって子供たちは成長期の体力の低下を引き起こした。その反省も踏まえ冒険心を刺激し興味を喚起することで、新型コロナウィルスの影響により活動や運動が制限され活力が低下している子供達の感性を高め、意欲を引き出すことを目的とする。

実施概要

①昭和期に作られ現在は未整備状態の遊歩道をトレッキングコースとして整備に着手していることから、地域の子供たちの健康増進と自然と親しみ遊びを学ぶことを目的に「勿来の関こどもトレイル」を開催する。
②県立勿来の関自然公園内の旧国民宿舎を当会ではいわき市より借り受けて「交流スペース勿来（なっくる）」として運営している。その敷地内に自然体験活動の場として「こもれびの森」に遊具や遊び場を制作する。

代表者

舘　敬（理事長）

所在地

福島県いわき市佐糠町

HP

http://nakoso.net/

勿来の関こどもトレイルは、2回開催しましたが１回目は新型コロナウイルス感染拡大の影響をうけたこともあり課題が多く残りました。しかしその課題をふまえて開催し、延べ104名が参加し、勿来の自然を満喫してもらうことができました。2年目となる「こもれびの森制作」は、前年度参加した子どもも多くみられ、積極的に工具を使用して作業する姿をみられました。子ども達から出た意見により小さな子でも自力で登れる高さのツリーハウスが完成しました。