①ふくしま子どもネイチャリングキャンプ
震災を経験した子どもたちが福島の豊かな自然の中でのびのび活動し、かつ新しいことにチャレンジし自ら協働関係を築くことができることをねらいとします。また、中学1年生の参加を認め、経年参加の子どもたちには中学生らしい集団生活の中での役割獲得やリーダーシップを育てていくことをねらいとしています。
②避難指示解除地区および復興公営住宅でのフリーな学習支援
○南相馬市小高区子どもフリースペース
○桑折駅前復興公営住宅団地(浪江町等での被災・避難)、での学習支援「子どもの時間」
○石倉復興公営団地(浪江町、飯舘村等での被災・避難)での学習支援のサポート
○浪江創成小・中学校(統合再開した唯一の学校)での学習支援「子どもの時間」
上記の4か所で生活復興に向けたご家族にとってはフリースペースの機会が保護者の方同士が集まる場、自由遊びを含めた学習支援「子どもの時間」という居場所・フリースペース、不登校児の学習支援サポート、様々な学校行事が成り立ちにくい状況にある学校の先生たちや、町復興支援団体とともに再生小中学校をサポートしていくことも狙いです。
①ふくしま子どもネイチャリングキャンプ
体験・挑戦・発見というコンセプトを掲げ、福島県耶麻郡北塩原村にて、子ども20名学生リーダー15名に大学教員、野外活動インストラクター、看護師を加えて、様々な自然体験アクティビティを含む2泊3日のキャンプを行います。
②避難指示解除地区および復興公営住宅でのフリーな学習支
南相馬市小高区、桑折駅前復興公営住宅団地、石倉復興公営団地、浪江創成小・中学校において、子どもたちの居場所つくりや学習支援を行いますさらに小学校行事の運営サポートなども行います。
上記のそれぞれの期間中に、実験活動や野外活動を行い、子どもたちの知的探求心を育みます。
広報に力をいれたため、ふくしま子どもネイチャリングキャンプ(延べ46名)、学習支援(延べ652名)は目標よりも多くの参加者が集まりました。また、学生スタッフが新しい試みなどに挑戦したこともあり、子どもたちから「大学生の熱意を感じた」と言ってもらえ、充実の内容で楽しんでもらえたと感じています。
次年度は、こどもたちの意見も取り入れながら、子どもたちがより参加したいと思える活動を企画していきます。