2015年に避難指示が解除された楢葉町で、楢葉町教育委員会からの要請により、数年前から放課後支援や野外活動や防災教育を通して小学生たちとの交流を深めてきました。楢葉町はそもそも子どもの数が(被災後)少なく、加えて高校生や大学生世代がさらに少なく、子どもたちにとって身近なロールモデルの存在がいません。その存在を身近に感じてもらえるようにすることが一つの目的となります。また、これまでネイチャリングキャンプで培った本団体のキャンプのノウハウを通して集団活動での役割獲得や子どもたちの主体性を育んだり、一人一人がもつ可能性を引き出したりすることをねらいとしています。
次のプログラムを通して楢葉町の小学生にとって大学生という存在を身近に感じてもらい、ロールモデルとなること、主体性を育てたり自分の可能性を発見することにつなげる。
①絆キャンプ…楢葉町と楢葉町が避難時役場機能を置いた会津美里町児童との交流キャンプ
②チャレンジキャンプ(楢葉小学校)
③デイキャンプ(楢葉小学校)
※上記事業に加え、事業期間終了後も活動を継続できるよう組織基盤強化に取り組む