①自然の中で安全に楽しく遊べる機会と環境を創り、子ども達が好奇心の赴くままに活動する。
②夢中になる時間を大切に持つことで、子ども自身の自己解決力や自己充足感の向上、さらにはその保護者の自己効力感と自己肯定感の向上を目指す。
③子ども達が生涯を通じてよりいきいきと成長していけるよう、日常の中でも、自分達の工夫次第で楽しい体験、安心できる環境が生み出せることに気づき、地縁を越え、年齢も越えたつながりを育むことでその持続性を向上させる。
④震災を経て変わった環境、変わらない環境を頭だけでなく身体で感じながら、自然界の逞しさと豊かさを通じた人間界を健やかに生きる術を知る。
「旅するようちえん」は、子どもとその保護者が主体的に体験を創り出し、さらに自然の中へも安心して出かけていく状態を目指す事業である。2023年は県内数カ所を会場として、未就学児とその保護者向けの自然体験活動を実施した。
2024年は本事業を持続可能なものにするために次の事項に取り組み、未就学児とその保護者が自然の中で安心して学び・楽しむ場を提供し、地域の教育と共助的な活動の発展に貢献する。
①スタッフ研修や先進地への視察、ボランティアスタッフの募集を行う。
②日常的に自然の中へでかけてもらうきっかけづくりのひとつとして、プログラムで遊んだ場所をウェブ上でマップ化し、プログラム後も情報にアクセスできるようにする。
③これまでの実績を可視化するパンフレット・チラシを作製し、広報・発信面も強化することで、認知度の向上を図るとともに、参加しやすい環境をつくる。
※上記事業に加え、事業期間終了後も活動を継続できるよう組織基盤強化に取り組む