開催日時 | 平成25年11月05日(火) 14時 〜 15時10分 |
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開催場所 | 杜陵児童センター遊戯室 |
参加人数 | 子ども 27人 大人 17人 スタッフ・協力 7人 |
当日行った会場設営は、パフォーマンスの性質を考慮し、遊戯室の中でも天井高のあるスペースを舞台として、ビニールテープを床に貼ることできちんと区分けし、子どもたちにも周知しておきました。
老人会の方々には、腰かけて鑑賞して頂けるよう、パイプ椅子や木製ベンチを用意しました。
1時40分から演者による舞台設営が始まり、2時開始となりました。ヨーヨー、お手玉風ボール、輪のジャグリングで勢いに乗り、ディアボロ鑑賞に移りました。次々飛び出す技に子どもたちも大人も、歓声をあげました。いよいよ体験となり、最初は子どもたちが挑戦、大人たちも挑戦。
老人会の皆さんが童心に返り、楽しんで下さっていた姿がとても印象に残りました。最後に指導もして下さった演者の結城敬介さんに、子ども代表2名と老人会の方1名から、今日の感想と温かいお礼の言葉が贈られました。特に老人会の方の言葉は、ディアボロと介して世代間交流ができたお礼の気持ちが深く伝わるもので、当センター職員では伝えきれないところを見事に伝えてくださったと思いました。
本来であれば会食を行いたいところでしたが、演者が仙台にお帰りになる都合等により、お持ち帰り頂く茶菓を用意しました。当日撮影した集合写真は、翌日から参加した子どもたちと老人会の皆様に手配りでお渡ししました。
・10年プロでやってるって、すごいね!(小3女子)
・初めてディアボロを見ました。(小4男子)
・すごい技を見せてもらいました。(老人会女性)
・(ボールを借りて)私もやったもんだよ!(老人会女性)
・お誘いいただいて来てみたところ、滅多に見られない演技が見られ、思いがけなく子どもたちと楽しい時間を過ごせたこと、ありがとうございました。(老人会男性)
毎年6月に地域の子どもたちと老人会の方々が、ニュースポーツを楽しむ会を行っていますが、今回どのような演目になったとしても同様の世代間交流が行えればいいと考え『演芸/パフォーマンス』プログラムを申し込んでみました。結果、子どもたちの大好きな鑑賞と、さらには体験ができるプログラムを実施できることとなり、主宰者に連絡してみるとその内容が老人会の方々にも挑戦して頂けるディアボロとのこと。職員一同、この機会を生かせるように…と企画したものでした。
子どもたちにとっては、演者の結城さんがプロとして活動している方だということで刺激を受けたことと、ディアボロを当センターに20セット寄贈していただいたことから、一時の体験に留まらず継続性を持てることが大きな成果だったと思います。寒くなる時季に運よく好天に恵まれ、老人会の方々の多数のご参加があったのはありがたいことでした。鑑賞と体験を通して「楽しかった」と言って頂けてよかったと思います。
児童センターでは毎月さまざまな行事を行っておりますが、今回のようなプロによるレベルの高い演技を観賞する企画は予算の制約上そもそも思いつく事すらありません。また、ディアボロの寄贈は当センターに新たな遊び文化を根付かせることとなり、永く受け継がれていくものです。現状の運営条件ではとうてい実現できなかったことが現実のこととなり、職員にとっても大きな喜びとなりました。このような機会を持つことができたことに心から感謝申し上げます。