被災地の子どもたちに笑顔を

あそびプラスOne

胆沢笹森児童館(奥州市)

人形劇公演
特定非営利活動法人 みやぎ・せんだい子どもの丘

開催日時 平成25年12月24日(火) 10:00 〜 12:00
開催場所 奥州市立胆沢笹森児童館 ホール
参加人数 子ども 23人  大人 14人  スタッフ・協力 5人

 児童には、事前に人形劇があることを知らせ、父母らには、通信やポスターにてプレジデント基金「あそびプラスOne」主催の人形劇がある事を知らせていました。地域の老人クラブとも交流しているので、老人クラブの方々にも、案内文書を出して知らせ、当日は、雪で足元が悪い中でしたが、多くの方々が来館してくださいました。
当日、児童は、冬休みに入り、どこか落ち着かない様子でもあり、前週の金曜日にクリスマス会があり、出し物の準備等で頭がいっぱいで、人形劇の事は、忘れていた子が多く、NPOみやぎ・せんだい子どもの丘の皆さんには、申し訳ありませんでした。
でも、スタッフの方々の楽しいお話や、布紙芝居、ハンドベル、人形劇に、どの子も楽しそうに見入っていました。そんな中、老人クラブの方々の中に、児童に自分の手品を見せたいとスタッフの方々に申し込んでいた方がいて、職員も知らない中、ワークショップの前に、15分程、時間を設けた形となるハプニングがありました。観劇の部分が長くなった形となり、少し子どもたちは、飽き気味になった児童もいたようでした。
ワークショップは、「ふにゃふにゃ人形作り」で思い思い個性的な人形が出来上がりました。思いがけないハプニングがあり、時間は、予定より過ぎてしまい、スタッフの方々には老人クラブの方の思いも汲んで下さり、嬉しく思いましたが、本当に申し訳ありませんでした。
その日の3時のおやつ後に、感想を書いてもらうとどの子もさらさらと楽しかった思いを文にしていました。どの子も楽しいひと時だった様です。

人形劇公演の様子 人形劇公演の様子 人形劇公演の様子

子どもたちや利用者の声

とても楽しかったとの声が多く聞かれました。布紙芝居での「せんたくかあちゃん」では、子どもも洗濯ばさみで干してしまった事や鬼の顔が洗濯で消えた事、子どもたちが鬼の顔を描いたことが驚きだったり、おもしろかった事だったようです。人形劇「おおかみと7匹の子やぎ」では、おおかみが登場したところや、おおかみが石をお腹に入れられて井戸に落ちたところがおもしろかったとの感想が寄せられました。ワークショップの「ふにゃふにゃロボット」では、こだわりのある子もいたようでしたが、どの子もビーズなどを装飾するのや割り箸で動くロボットにおもしろさを感じたようです。ハンドベル・五匹のチャールストンも楽しかったとようです。子どもたちは、感謝の気持ちとまたの訪問を期待していました。

児童館の担当者の感想

今年度は、予算の関係で外部からの楽しい企画を設けることができなかったので、良い機会をいただけて嬉しく思っております。
布紙芝居は、初めて見せていただきました。「せんたくかあちゃん」の絵本がこんなに楽しい布紙芝居になるのだと感心させられました。また、「おおかみと七ひきのこやぎ」の人形劇が一人でも出来るのだということも感心しながら、見させていただきました。
児童にとって心安らぐ貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

児童館の担当者の感想

 児童館は、国庫補助金が減額され、来年度は0の予定です。児童の健全育成のためにも事業の継続を今後ともよろしくお願い致します。

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