被災地の子どもたちに笑顔を

あそびプラスOne

たかくら家kid'sハウス(福島市)

国際交流
特定非営利活動法人NICE(日本国際ワークキャンプセンター)

開催日時 平成25年08月23日(金)
開催場所 野田小学校
参加人数 子ども 92人  大人 6人  スタッフ・協力 18人

野田小学校仮設校舎の昇降口と3教室の4か所を借りて実施しました。

初めに昇降口であいさつをした後、アメリカ・イギリス、中国、ブラジル、オーストラリアの4ブースに分かれ、子どもたちも4班に分かれてそれぞれのブースを20分ずつ体験します。


中国ブースでは数の数え方を教わって6チームぐらいに分かれ、食べ物の名前などを教えてもらい、最後にカルタのようなゲームをして、各チームの勝者にはプレゼントがありました。


オーストラリアブースでは歌に合わせて頭からつま先まで自分の体にタッチしたり、赤と緑の色を使った「だるまさんが転んだオーストラリア版」のゲームをしたりしました。


ブラジルブースではポルトガル語での自己紹介を教えてもらったあと、上下を聞き分けて立ったり座ったりするゲーム、「ハンカチ落としブラジル版」ゲームで楽しみました。


アメリカ・イギリスブースでは走ったり、踊ったり、座ったり、言葉を聞き分けてあそんだあと、「サイモンさんがいいました」というゲームで盛り上がりました。最後に始まりと同じようにあいさつをして終了しました。

国際交流の様子 国際交流の様子 国際交流の様子

子どもたちや利用者の声

○ぼくは中国でのカルタ取りゲームに勝って中国のお守りをもらったり、「サイモンさんが言いました」というゲームで2回も1位になれたりしてとても楽しかったです(4年生男子)
○(ブラジルブースの)ハンカチ落としみたいなゲームで自分の後ろにハンカチがあると最初わからなくて、あとからハンカチがあるとわかって、どきどきしたけど、おもしろかったです。(3年生女子)
○フラフープを使ったゲームで、なかなかフラフープをくぐれなくて困ったけど、みんなが声をかけてくれてがんばれた。
○いろいろな国の人と友達になれてすごいことだと思いました(5年生女子)

児童館の担当者の感想

初めはちょっぴり不安そうな顔をしていた低学年の子どもたちも、ゲームやダンスが始まると、とたんに笑顔いっぱいになりました。震災から2年半近く経とうとする今でも、毎日線量計を身につけ、時々「放射能が…」と口にする子どもたちにとって、日ごろ抱えている不安を少しの間でも忘れることができる、とても楽しいひと時だったと思います。プログラムが終わって、たかくら家に帰って来てからも子どもたちの笑顔は続きました。関わってくださった方々の名前を口にし、一緒にどんなゲームをしたか、どんな会話を交わしたか、それはもう、はち切れんばかりの笑顔でスタッフにたくさん話してくれました。このような素敵な時間を頂けたことに深く感謝申し上げます。

児童館の担当者の感想

来年度以降も、ぜひこの事業を継続していただけることを強く希望いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

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